役名 |
俳優 |
内容 |
クラーク・ジョセフ・ケント |
トム・ウェリング |
スモールビルへ落下した宇宙船に入っていた異星人の少年。地球人を超える様々なスーパーパワーを秘めているがその全てが覚醒しているわけではなく、物語の進行にしたがって透視能力や飛行能力に気づくことになる。正義感が強く、スモールビルで多発する怪事件をそのスーパーパワーで人知れず解決する。ラナに気があるが、シャイですれ違うことが多いため、いい友人同士でとどまっている。
自分を地球に運んだ宇宙船と共に降り注いだ隕石(クリプトナイト)が原因とはいえ、それが自分の犯した罪であるかのように隕石によって被害に遭った人々に謝罪を繰り返す。クラークの秘密を知る人も知らない人も窘めるのだが、罪の意識を強めるばかりで改善される兆しは見えないらしい。
後に、地球を征服するために実父ジョー・エルが自分を地球に送り込んだことを知ってショックを受け、血の繋がりはなくとも愛する両親のケント夫妻や友人たちを想い苦悩する。 |
ラナ・ラング |
クリスティン・クルック |
クラークの同級生であり、憧れの女性。隕石落下事件で両親を失っており、おばによって育てられた。アメリカン・フットボール部のホイットニーというボーイフレンドがいるが、徐々にクラークと親しくなっていく。
原作でも登場するスーパーマンの初恋の女性。 |
レックス・ルーサー |
マイケル・ローゼンバウム |
スモールビルを支配する大企業「ルーサー・コーポレーション」の社長の息子。9歳のときに隕石落下に遭遇した際に、頭髪が全て抜け落ち禿頭となっている。冷酷な父親のライオネルに反発心を抱いているが、その影響も受け、やり手で度胸が据わっており、若くして辣腕の実業家の片鱗を見せる。その父がかなりあくどい手段で土地を取得したため、町の住民からの印象は悪い。
善良でお人よしともいえるクラークとは、水と油のように対照的ではあるが、そのクラークに事故から救われたのをきっかけに友人となる。
後にスーパーマンの宿敵となる悪の天才レックス・ルーサーその人であるが、現時点では冷徹で押しが強い面があるものの、友人への信義は守る、むしろ好青年である。その彼が、なぜ悪の道に走りクラークの宿敵となるか、というのも本作の謎の一つである。
スーパーマンとなったクラークの宿敵としての彼の未来を垣間見て、隕石により視力を失った代わりに未来予知能力を得た老婦人カサンドラはショック死してしまう。
余談だが、レックス役のマイケル・ローゼンバウムは、アニメ版ジャスティス・リーグではザ・フラッシュを演じている。彼はコメディリリーフで、本作のレックスとはイメージが異なる。 |
ライオネル・ルーサー |
ジョン・グローヴァー |
レックス・ルーサーの父で、ルーサー・コーポレーションの会長兼経営者。様々な事件の黒幕であり、息子のレックスにもクラークにも全く信用されていない。一時はマーサを秘書として雇っていた。 |
ジョナサン・ケント |
ジョン・シュナイダー |
クラークの養父。クラークのスーパーパワーの使用を禁じるなどかなり厳格に育てているが、それは息子を守ろうとする愛情から来ている。ルーサー・コーポレーションを嫌っている。
時が来ればクラーク(カル・エル)を実父ジョー・エルに返すと密約を交わしてはいたが、一時的に超人的パワーを得て自暴自棄に陥ったクラークを救ったものの、彼と共に洞窟を訪れた際、ジョーに連れ去られそうになったクラークを守ろうとして昏睡状態に陥ってしまう。 |
マーサ・ケント |
アネット・オトゥール |
クラークの養母。かつては自分たちに子供がないことを悩んでいたが、クラークと出会って以降は本物の息子同然にクラークを優しく育てている。後に命令する宇宙船(おそらくは実父ジョーと思われる)を破壊しようとした爆発により、身籠りながらも流産してしまう。
なお、マーサを演じるアネットは1983年の映画『スーパーマンIII 電子の要塞』においてゲストヒロインとして登場したラナ・ラングを演じていた。 |
クロエ・サリバン |
アリソン・マック |
クラークのクラスメイトでスモールビル高校の学校新聞編集長。隕石落下事件以降スモールビルで多発する怪事件について情報を収集しており、超常現象に関する知識が深い。クラークに好意を抱く。
原作には登場しない本作オリジナルキャラクター。
シーズン3では、「ロイス・レイン」というペンネームでデイリー・プラネットに記事を書いた(ロイスはクロエの親戚だが、「ジャーナリズムには縁がない(ので借用しても問題ない)」とのこと)。 |
ピート・ロス |
サム・ジョーンズ三世 |
クラークとは幼馴染であり昔から親友。しかし、父の経営していた工場がルーサー・コーポレーションに乗っ取られた過去があるため、クラークがレックスと友人になったことは快く思っていない。クロエに好意を抱く。
シーズン2のエピソード3でクラークが異星人であることを知り最初は親友の自分にそれを隠していたことに怒るが、宇宙船の持ち主を突き止めようとした科学者に拉致された事件を機に迂闊に秘密を打ち明けることの危険を悟る。クラークと和解した後は彼とケント夫妻の良き理解者となる。クリプトナイトにより力を得て悪事に走る人間たちの起こす事件の解決に臨むクラークに協力し助けていく。クリプトナイトはクラークに対しては毒性があるため、その害毒からクラークを守るピートは心強い存在である。ドラマでは黒人だが、原作では白人だった。また、原作では後にラナと結婚している。 |
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