番組では、ドン・エップスと弟チャーリー・エップス、そして父アラン・エップス(ジャド・ハーシュ)の関係を描く。また、兄弟で力を合わせて、主にロサンゼルスでの犯罪と戦う姿も同程度に焦点を合わせている。典型的なエピソードは、まず犯罪から始まり、そしてドン率いるFBI捜査官チームによる捜査、チャーリーによる数学的な解析となる。ちょくちょく、ラリー・フラインハート(ピーター・マクニコル)やアミタ・ラマヌジャン(ナヴィ・ラワット)がチャーリーの手助けをする。チャーリーの数学によって与えられる洞察は、毎回犯罪を解決するのに重要なヒントとなる。
コンサルタントとして、複数の数学者が各エピソードで協力している。[1] 番組内で提示されている数学は現実のものである。黒板上の方程式は正しいもので、各回の番組内の状況に実際に適用できる。このことは、現役の数学者によって認められている。たとえば、次の記事を参照。米国数学協会発行の記事 "Numb3rs gets the math right"[2]。さらに、Math Gamesの1月21日号[3]におけるEd Pegg, Jr.による関連する問題の議論、ベイジアン探索理論、グラフ理論、組合せ数学などについて。しかし、数学者コンサルタントの中には、数学の使い方や、各場面のコンサルタントのまとめ方の不足など、各話の制作について懸念を示している者もいる。加えて、女性数学者の描写、そしてチャーリー・エップスと大学院生アミタ・ラマヌジャンとの関係の不適切な描写も挙げている。[4]
FBIへの協力では、チャーリー・エップス教授は番組内で(主に)次の数学分野の理論を適用した。暗号解読、確率論、ゲーム理論、偏微分方程式、決定理論、グラフ理論、データマイニング、そして天体物理学。
アメリカの数学教師は、番組内のエピソードを教材として使用している。これはアメリカ国内の法医学ブーム(そのきっかけはCSI:科学捜査班などの番組)にあわせたものである。[要出典] テキサス・インスツルメンツと数学教師評議会は We All Use Math Every Day 教育福祉計画を作成した。そこでは、次回のエピソードで使用される内容の概念に基づいた教材を教師に提供している
(Wikipediaより)
役名 |
俳優 |
ドン・エップス (Don Eppes) |
ロブ・モロー (Rob Morrow) |
チャーリー・エップス (Charlie Eppes) |
デイビッド・クロムホルツ (David Krumholtz) |
アラン・エップス (Alan Eppes) |
ジャド・ハーシュ (Judd Hirsch) |
ミーガン・リーブス (Megan Reeves) |
ダイアン・ファール (Diane Farr) |
ラリー・フラインハート (Larry Fleinhardt) |
ピーター・マクニコル (Peter MacNicol) |
アミタ・ラマヌジャン (Amita Ramanujan) |
ナヴィ・ラワット (Navi Rawat) |
デイビッド・シンクレア (David Sinclair) |
アリミ・バラード (Alimi Ballard) |
コルビ・グレンジャー (Colby Granger) |
ディラン・ブルーノ (Dylan Bruno) |
FBI特別捜査官ドン・エップス(ロブ・モロー)と、数学の天才で犯罪者の行動を予測する公式を導き出す弟のチャーリー・エップス(デイビッド・クロムホルツ)の活躍を描く。番組の制作はニコラス・ファラッチ
(Nicolas Falacci) とシェリル・ヒュートン (Cheryl Heuton)、製作局はCBSパラマウント・ネットワーク・テレビジョン、アメリカではCBSネットワークで放送されている。
日本ではサスペンスシアター FOXCRIMEで、2006年10月から第1シーズン、2007年4月から第2シーズンが放送されている。また、FOXでも2007年1月から第1シーズンが放送されている。字幕版のみの放送である。