各回の内容は「完全な一話完結型」と定期的に登場する「ミソロジー(神話)」に大きく分類される。ミソロジーとは、異星人の存在と政府の陰謀に主人公陣営が家族を巻き込みつつ真っ向から立ち向かうという連続ドラマであり、それがシリーズの根幹を成して全体の流れを作っている。
シリーズ終盤、モルダーがUFOに誘拐されドゲット捜査官が代わりに登場し、かつてのモルダーの立場(超常現象肯定派)をスカリーが、スカリーの立場(超常現象懐疑派)をドゲットが引き継いでいる。
初期は殺人事件のからむ深刻で重苦しい雰囲気のエピソードがほとんどであったが、
シリーズが進むにつれ、パロディ・コメディ・ファンタジー的なエピソードも披露されるようになり、内容の許容範囲が広がった上シリーズにめりはりがついたことで200話に及ぶ長期シリーズを作り上げた。
オープニングと本編の間に通常「THE TRUTH IS OUT THERE(真実はそこにある)」とのキャプションが入るが、いくつかのエピソードでは内容にまつわる重大なキーワードに変わることもある。
2006年に『スターゲイト SG-1』に抜かれるまで、世界最長のSFテレビドラマシリーズであった。
日本では1994年よりレンタルビデオがリリースされブームとなり、1995年よりテレビ朝日系列各局で第3シーズンまで放送された。
日本ではアメリカほどの大ヒットとはいかなかったが根強い人気を獲得。通常放送終了後、第4シーズン以降のミソロジー系エピソードのうち幾つかが日曜洋画劇場の枠で放送された。テレビ放送版とビデオリリース版には異なったキャスティングで吹き替えが製作されたため、ファンの間では、風間・戸田コンビのテレビ派と小杉・相沢コンビのビデオ派の二組の支持層が形成されている。
テレビ放送版には倫理的理由によって放送されなかった回が存在するが、ビデオ版には収録されている。
(Wikipediaより)
役名 |
俳優 |
フォックス・ウィリアム・モルダー捜査官 |
デイヴィッド・ドゥカヴニー |
ダナ・キャサリン・スカリー捜査官 |
ジリアン・アンダーソン |
ウォルター・スキナー副長官 |
ミッチ・ピレッジ |
メルビン・フロヒキー |
トム・ブレイドウィッド |
ジョン・フィッツジェラルド・バイヤース |
ブルース・ハーウッド |
リチャード・ラングリー |
ディーン・ハグランド |
シガレット・スモーキング・マン |
ウィリアム・B・デイビス |
ウェル・マニキュアード・マン |
ジョン・ネヴィル |